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本とか映画とかアートとか

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【映画】I Wish - ロッテルダム国際映画祭2012 7
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Screen shot 2012-02-05 at 22.27.06

JAPAN 2011
Director: Kore-Eda Hirokazu
Cast: Maeda Koki
 Maeda Ohshiro
 Joe Odagiri
 Nene Ohtsuka
 Kiki Kirin
 Hashizume Isao

邦題『奇跡』。

離婚した両親を持つ小学生の兄弟が、
奇跡を求めて友人を連れて小旅行をするというおハナシ。

是枝さんということで選択。
良い映画でした。
一緒に観た友達のボーイフレンド(ベルギー人)も
良い睡眠を取れたようです。
...
拍手も起きたし是枝さんは海外にも評判がいいので
ヨーロッパ人に受けないというわけではないのでしょうが、
恐らく良い評価をする人やこの映画を選んだ人の少なくない数が
日本やアジア映画に興味がある人達だと思うので、
うーむ。
普通のヨーロッパ人には、
ちょっと日本的すぎるのかもしれませんね。

しかし樹木希林って本当に演技がうまいんですけど、
他の役者さんと並ぶと
なんかいやらしいくらい演技がうまいですね、
と思ってしまいました。

一つ気になった点が。
主人公の兄弟を演じているのが芸人のまえだまえだなのですが、
お父さんがオダギリ・ジョーでお母さんが大塚寧々の美形夫婦で、
の割には子どもが可愛くないっていう...。
ま、いいんですけど...。
兄弟どっちとも演技は良かったし。

あとさり気に出演者が豪華でしたね。
先に書いた樹木希林とか(ここはまだ分かる)、
長澤まさみとか
夏川結衣とか。
ちょっと豪華すぎるような気も。
気にしなきゃいいんでしょうけど。
ま、外国では関係ないですけど。

【映画】 The Descendants - ロッテルダム国際映画祭2012 6
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Screen shot 2012-02-02 at 00.16.07

USA 2011
Director: Alexander Payne
Cast: George Clooney
 Shailene Woodley
 Amara Miller
 Nick Krause
 Patricia Hastie
 Beau Bridges
 Judy Greer

ジョージ・クルーニー主演ということで、
チケットはほぼ完売の『The Descendants』です。
邦題は知りません。

えーっと、今回の映画祭で観た映画の中で、
現時点で一番良かったです。
コンペティション対象じゃないのか評価シートはもらわなかったのですが、
もしもらっていたら5をつけてましたね。

人生って簡単じゃないよね、時に理不尽だよね、
というストーリーなのですが、
要所要所に笑いがあり、
全体に温かさを感じました。
愛があれば人生のある程度までの辛さ・困難さは乗りきれるんじゃないか、
という気分になります。
こういうのを「ハートウォーミング」と言うのではないかしら。

私は今までジョージ・クルーニーは二枚目でしか見たことがなかったのですが、
こういう普通のおじさん役もできるんだなあ、と
ちょっと見直しました。

うーん、この映画のうまさは、
やっぱりハリウッドの安定感なんですかね。
でも『HUGO』とかには感じなかったんですよねー、
やっぱり作り手とストーリーかなー
(何本か観てきて一本目の『HUGO』評価が下がってきている私です。
 一般的にはすごく評価が高いのは知っていますが)。

大手を褒めるのは能がないようでちょっと悔しいですが、
良い映画だと思います。

【映画】 About the Pink Sky - ロッテルダム国際映画祭2012 5
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Screen shot 2012-01-31 at 21.02.39

JAPAN 2011
Director: Kobayashi Keiichi
Cast: Ikeda Ai
 Koshino Ena
 Fujiwara Reiko
 Takayama Tsubasa
 Togetsuan Hakusyu

邦題は『ももいろそらを』。
監督さんは新しい人らしいですね。
始めは女子高生たちの過剰な演技が気になったのですが、
まあそれは慣れました。
まあそこそこ面白かったです。
観客評価シートは3(5点満点中)にしておきましたが。

ただ気になったのは、
何故白黒なのかなあ、
ということ。
最後にピンクの空が出そうな展開だったので、
その視覚的効果のため?
と、思いながら観ていたのですが、
結局出ませんでした。
ピンクの空はなく、
終わりまでモノクロでした。
最後のエンドロールの文字は結構なショッキングピンクでしたが。
それが唯一の色でしたね。

でですね。
結局最後まで意味が分からなかったのです。
何故、白黒でなくてはならなかったのか。
最後にピンクが来ると思わせて持ってこなかったのは
裏をかいたつもりなのか。
その辺が釈然とせず、
なんか、
評価3です。

【映画】 38 temoins - ロッテルダム国際映画祭2012 4
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Screen shot 2012-01-31 at 20.29.10

FRANCE, BELGIUM 2012
Director: Lucas Belvaux
Cast: Yvan Attal
 Sophie Quinton
 Nicole Garcia
 François Feroleto
 Natacha Régnier
 Patrick Descamps
 Didier Sandre

題名はフランス語で「38の目撃者」という意味。
軽くストーリーをば。

ある港町で殺人が起こった。
近隣の住民38人は気付いてもおかしくない状況だったのにも関わらず、
全員何も見ていない、聞いていないと言う。
主人公は二人、殺人現場のはす向かいにあるマンションに住むカップル。
最初にフォーカスが当たるのは女性の方。
彼女はその夜仕事で遠出しており家にいなかった。
彼もその夜は遅くなり不在だったと言うのだが、
なんとなく様子がおかしい...。

というところから始まるのですが、
結構面白かったです。
(以下ネタバレ含みます)
結局38人は殺人事件が起こっているのを気付いていたんだけれど、
誰も何もしなかった、
故に人からの非難を恐れて発言しなかったわけなんですが、
それで非難で終わらないところが良かったです。
非難する記事を書こうとするジャーナリストと、
確率的にそれが普通の人の反応だと話す警察官(偉い人)、
生活をかき乱されたくないが故に沈黙を守ろうとする者、
自分を罪悪感の呪縛から解こうと正直に警察に話し、
それによって近隣から非難され嫌がらせを受けても
贖罪かのように状況を受け入れようとする男(主人公)、
男の苦しみとともに一緒に生きようとする主人公の女、
警察に話した男を非難する近隣住民、
などなど、
いろんな人間の真理が錯綜します。

結局犯人はわからないし、
ハッピーエンドとは程遠い結末なんですけど、
そこがまたリアルで、
本当にあった事件なんじゃないかなあ、と思ってみたり。
そんなことで人生は狂ってしまうものなのか、と考えたり。

なんとなく選んだ映画だったのですが、
良かったです。
オススメします。

【映画】 The Loneliest Planet - ロッテルダム国際映画祭2012 3
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Screen shot 2012-01-29 at 22.49.25

USA, GERMANY 2011
Director: Julia Loktev
Cast: Gael García Bernal
 Hani Furstenberg
 Bidzina Gujabidze

観る前の情報が殆ど無く、
人に誘われたからという理由だけで観た映画ですが、
今日観た三本の中で一番良かったです。

ま、ありがちって言えばありがちなストーリーなのですが、
カップルの方達は二人で観るといいんじゃないでしょうか。
どんなに仲の良いカップルでも所詮他人であるという現実と、
どこまで相手を受け入れられるのか、
あるいは許せるのか。

一緒に観た子はイマイチピンとこなかったみたいですが。
まー彼女は若いからなー。
いやキャラかな。
この映画も終った後拍手が起きたので、
評価しているのは私だけではないと信じたい。

【映画】 Ace Attorney - ロッテルダム国際映画祭2012 2
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Screen shot 2012-01-29 at 22.33.19

JAPAN 2012
Director : 三池崇史
Cast: 成宮寛貴
 桐谷美玲
 斎藤工
 檀れい

邦題『逆転裁判』。

面白かったです。
ゲームの映画化と聞きましたが、
ゲーマーではない私もちょっとゲームに興味が湧きました。

まーバカバカしくて、
わかり易いギャグとストーリーで、
オランダ人にも受けが良く、
頻繁に笑いが起こっていました。
名前や言葉遣いなんかの細かい点はわからなかったとは思いますが、
終った後拍手が起きたので日本人として嬉しかったです。
バカバカしいと書きましたがストーリーはしっかりしていて
謎解きも楽しめました。

残念ながら私が観た回ではないのですが、
三池監督自身も映画祭にいらして挨拶をされていました。

そんなわけでこの映画も評価表をもらったので
5満点中の4にしてみましたよ。

【映画】 HUGO - ロッテルダム国際映画祭2012 1
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Screen shot 2012-01-29 at 21.59.55

USA 2011
Director: Martin Scorsese
Cast: Asa Butterfield
 Ben Kingsley
 Sacha Baron Cohen
 Chloe Grace Moretz
 Ray Winstone
 Emily Mortimer

さて。
2012年IFFR(International Film Festival Rotterdam、ロッテルダム国際映画祭)
第一作目は『HUGO』です。
邦題は『ヒューゴの不思議な発明』ですか。

マーティン・スコセッシということでかなり期待して観たのですが、
なんか、ふーん、って感じでした。
間違いなく面白いとは思いますし
いい映画だなーとは思うのですが、
3D、の意味がよくわからないのと
(というか3Dの映画自体の意味がわからない。
 もうちょっと進化してからじゃないと私はいいかなー、という感じ)、
機械人形で連想した期待が外れてしまったのと(これは私のせいだけど)、
スコセッシってこういう映画撮るのかー、
という感じです。
っていうかスコセッシじゃなくても良かった気が。
あと(ちょっとネタバレですが)
映画の素敵さを語るという点では
どうしても『ニューシネマパラダイス』の連想を禁じえず、
若干二番煎じ的な印象を受けてしまい。
謎解きの物足りなさとこの二番煎じ的な印象のせいで、
いま一つ心から絶賛できないというのが正直な感想です。

でもひとつステキだな、
と思った点は、
悪い人が一人も出てこないところです。
これは映画というより原作のいいところなんでしょうけど。

評判はすごく良いみたいで、
実際に私が観た回も上映後拍手がおきました。

なのでレートは5点満点中4にしておきました。

【映画】 告白
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confession_20110206.png

いい映画だと思います。
この映画を観てすっきりした私は何か問題があるのかもしれません。
いや、人間なんてそんなものだと思いますが。
R15か何かだったはずですが、
まあ中学生はわからんかもしれんね、
と思います。

松たか子が素晴らしい。

【映画】 Gattaca - ガタカ
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gattaca

NASAが選ぶ現実的な映画で一位ということで観てみました。
現実的なSFというのが大好きなので。

出演者も豪華だし面白いので映画に関してはあまり言うことはありません。
ラストはもちろん「良かったのね」なのですが、
ただ、まあ、これも一種のディストピアものなのかなあと。
valid と in valid で人を区別したり
しょっちゅうDNA検査を受けなきゃいけないなんて。
DNA操作によってある条件下のベストの子供を選択できる日が来るとしたら
(そして来そうな気がしますが)
人間なんて所詮タカが知れているから
区別したがる可能性はありますよね。
あんなに明確に線引きはしないにしろ。
実際に起こりそうなだけに気分が沈みます。

ユージンが、痛々しくて、泣けました
『A.I.』といい、ジュード・ロウはなんかこういう役が似合います。
二枚目なのに。

NASAが選んだ “ありえない” SF映画、1位は「2012」- ハリウッドチャンネル

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【映画】 Norwegian Wood ノルウェイの森
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norwegianwood.jpg

私ってこんなにこの作品に思い入れあったのか、
と自分でも驚くのですが
オランダプレミア初日の21時からの回に行って参りました。
明日仕事ありますよ、もちろん。
でも値段を調べたら今日だけ4ユーロだったし。
通常は8ユーロです。
日本に比べたらそれでも安いですが。

ま、こんなもんじゃないでしょうか。
映画と原作は切り離して観賞すべき、
と言うのはセオリーですが、
やはり何度も読み返し村上春樹の中で一番ではないものの
それなりに大切な作品だったので
切り離して観ることはできませんでした。
で、ま、いくつか思うところはありはしますが、
私はそれでも頑張ったと思います。
評価します。
でも、やはり二時間でいい感じのテンポで収めるのは難しい、
と思わせる序盤でした。

最初に原作を読んだのが高校生の時だったので
当然ワタナベ君も直子も緑も年上で、
ましてやレイコさんなんておばさんなイメージで、
え? ワタナベ君、しちゃうの? な感じだったのですが、
年月を経て見るとそうかこんなものですよね。

配役はそのレイコさんを含め大体イメージ通りでした。
ただ、
菊地凛子が、
私的にはちょっと違いましたね。
演技は素晴らしいですがそしてその演技でかなりカバーしていましたが、
私的はもうちょっと面長で日本チックな外観の人が良かったです。
思いつきませんが。
水川あさみとか?
あと細野さんを発見した後幸宏さんが出てきた時には
ふざけてんのかと思いました。
ああいうカメオ出演は多いと興ざめなので
糸井重里、細野さんで止めるべきだったのではと。
あとちょっと全体的に舞台がおしゃれ過ぎな感が。

オランダでの反応は。
私以外観客が誰もいなかったりして。
と思いながら行きましたがそこそこ入っていました。
ざっと見た感じ日本人は私だけ。
みんな村上春樹を知っているのでしょうかね。
私と同列にいた二三人のようにちょっと退屈そうな人もいる中、
全体的には(意外にも)概ね妥当なリアクションをしていました。
オランダで日本映画を見ると
意味不明なところで笑いが起きたりして
「ま、オランダ人にはわからんよ」
と内心罵倒することも多いのですがそれもなく。
さすがに平日9時からの回を観に来るだけあって
やはり原作が好きな人が多かったのでしょうか。
映画終了後高評価の場合沸き起こる拍手がなかったので
イマイチだったのかなーと思いきや
エンドクレジットになっても座り続けている人も結構多く、
それなりに評価しているのかも? という印象も。
ふむ。

ちょっと本を読み返したいけれど
(まだ)ダンボールの中で出すのが面倒なので諦めます。

えーと、
で、
総括としては、
私は好きです。

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