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【本】 日本のSF作家(宮部みゆき、半村良、小松左京)
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風邪が、
治ったんだか治っていないんだか…。
熱は下がった(気がする)けど咳と頭痛が。
そんな私は昨日今日と寝込んでヒマだったので
先日知人から頂いた本を乱読。
借りた本とあわせ、他人選出の本はいろいろ発見があります。
良い発見も悪い発見も。

※ タイトルに【 】がつく場合はメモ的意味合いを込めたエントリーなので、
ご興味のある方だけどうぞ。


■ 蒲生邸事件 - 宮部みゆき

蒲生邸事件蒲生邸事件
(1996/09)
宮部 みゆき

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初宮部みゆきです。
面白かったです。
現代(と言っても1994年)の浪人生が
58年前の二・二六事件当日にタイムスリップするお話です。
初めの方の主人公の「人間のなってなさ」には結構イライラさせられましたが、
リアルと言えば言えなくもない。
歴史に疎いところなんかも現代の若者らしくて宜しいです。
妙に知っている設定ではご都合主義っぽくて萎えますからね。
そして歴史に疎い私はそんな主人公をバカにできませんが、
受験生という設定上、ちょっと知らなすぎな気もします。
この辺りの加減は難しいですね。
初めからやたら動きまわるのはでもやっぱり不自然かなー。
でもそうしないと物語が進まないんだろうなー。

そうは言いますが面白かったです。
宮部みゆき、他も読んでみたいです。
あと石田一成でドラマ化されているようなのでそれも見てみたいです。


■ 夢あわせ - 半村良

夢あわせ夢あわせ
(1992/01)
半村 良

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イメージがありません。
古いからでしょうか。
半村良は、
私が小さい時(小学校低学年とか)、
江戸川乱歩なんかと一緒くたになって読んだ作家です。
私が初めて触れたSFは半村良だったかもしれません。
薬師丸ひろ子が少年兵を演じた映画『戦国自衛隊』の原作者はこの人です
(と言ってもその映画自体知らない人が多そうだ)。
知人に本を分けてもらう際、
そんな懐かしさもあり選んだ一冊。
短編なので読みやすく、記憶どおりの面白さでした。
わざわざ新たに買おうとは思いませんが、
私的にはブナンな作家です。


■ 女たちは泥棒 - 半村良

女たちは泥棒―ソフト・ピカレスク (1980年) (文春文庫)女たちは泥棒―ソフト・ピカレスク (1980年) (文春文庫)
(1980/10)
半村 良

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かと思えばこちらは“かなり”がっかりな一冊。
泥棒一家のお話なのですが、
半村良はこんな(低俗な)物語を書いていたのか…、
と少々びっくりしました。
ターゲットは、一昔前の30代以上のオヤジ、と言った感じでしょうかね。
設定から何からとりあえずお金のために書いたという感アリアリです
(真実はわかりませんが)。

因みにこれはSFではありません。


■ さらば幽霊 - 小松左京

さらば幽霊―自選短編集さらば幽霊―自選短編集
(1974/04)
小松 左京

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イメージなさすぎです。
古いからなんでしょうね。

これまた初の小松左京。
小松左京はSF作家ですが、
これはSFというより怪奇物の短編集です。
面白いんですね。
いかに私が現代邦文学を知らないか(偏っているか)をまざまざと感じます。
ま、文学と呼ぶには多少ためらいがあるジャンルですけど。

と言うか要するに私、
SF(とかファンタジー系。ジュブナイルを除く)が好き
なんですね。
ははは。

でも、収録作品の一つ、
『比丘尼の死』はファンタジーでありながら
文学的で美しい作品でした。
「人魚の肉を食べると不老不死になる」というのは、
高橋留美子のアイデアではなかったんですね(『人魚の森』)。
恥ずかしながら「八百比丘尼」伝説というものの存在を
この短編で初めて知りました。
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