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【映画】 ネバーエンディング・ストーリー / The NeverEnding Story

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(Die unendliche Geschichte)
1984 West Germany, U.S.
Director: Wolfgang Petersen
Noah Hathaway
Barret Oliver
Tami Stronach

★★★★☆

なんだか突然観たくなって20年か30年かぶりに観賞。
ユジクかどこかでデジタルリマスター版やるとかなんとかって見たからからかな。

主役の三人って同世代なんだー、と思うと感慨深い。
確かにあの時英語習いたてで、「never」の意味がわかってなかったよな。
子供が夢を失っていく、なんて、この時代にも言われていたんだなー。

ファルコンの飛行シーンのCGのチープさに時代は感じるものの、
特殊効果はやっぱりすごい出来。
当時はこのエフェクトが話題になっていた。
今見てもクリーチャー達が普通に可愛いくて、クオリティの高さを感じる。

最初のストーリー展開の速さなんかは今だとちょっと気になるけど(冒険が簡単そう)、
あのストーリーを時間に収めるのはある程度の思い切りが必要だったってことか。
時代もあるけど。
昔は全体的にちゃっちゃっと話が進んでいたような気がする。
ここ10年くらいに多いだ長くて勿体つけているだけのの冗長な映画は、
是非この思い切りの良さを見習ってほしい。
長い=名作じゃないのよ。

それからこれは原作の成果なんだけど、
やはり「無が来る」っていう発想が素晴らしい。
言葉がいい。
Nothing is coming.
英語にしてもいい。
そしてそれが子供の夢が失われていく現実とのリンクだというところが。
ロジックがしっかりしていて、しかも見事なザ・ファンタジーなこの世界。
素晴らしい。
こういう地に足がついた物語って、最近はないような気がするな。

あとタミー・ストロナッハとか子供なのに(と言っても当時12歳)、
演技がすごくうまい。

昔は良かった的な感じになってしまった。

因みに。
原作者のミヒャエル・エンデは契約書の行き違いやストーリーの中途半端さに腹を立てたらしいが、
それはそれとして、
映画だけを観る分には十分完結していると思う。
この作品に限らず、
原作を先に読んでしまうと他人のイメージによる具現化はなかなか受け入れられないものだと思うので
(特にこの映画のように原作の途中までが映画化されてしまった場合)、
映画を先に観た方がいいと思う。
映画と原作は別物だと割り切れている人以外は。

私は良い映画だと思う。
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