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とんでもありません

コラム
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20091010_neko.jpg

最近は変わったようですが、
と、前置きし。

「とんでもない」は一つの形容詞で、
「とんでも」の否定ではない、
ということを皆さん知っていましたか?
「せつない」「やるせない」
と同じタイプの言葉なのです。
つまり、
タイトルのような「とんでもありません」という使い方は間違い、
ということです。
「せつありません」「やるせありません」とは言いませんよね?
もし丁寧言いたいならば、
「とんでもないことです」
が正解。

因みにこれは檀ふみのエッセイ「ありがとうございません」で知った事実。

さらに因みに「とんでもない」の「ない」の語源は否定の「ない」です。
ややこしい話ですが。

なんなんですが、
世の中には「文化審議会」という組織が存在していて
(文化審議会とは。
文部科学省設置法第29条及び文化審議会令に基づき、文部科学大臣及び文化庁長官の諮問に応じて、国語・著作権及び隣接権・文化財・文化功労者の選定及び文化・芸術全般に関する基本的な事項を調査審議すること等を目的として2001年(平成13年)1月6日に旧国語審議会・著作権審議会・文化財保護審議会・文化功労者選考審査会を統合し、設置された審議会
だそうです。 - wikipedia)、
どうもこの人たちが「『とんでもありません』でもいいじゃないですか」、
と言ったらしいのですよ。
平成19年に
(平成19年っていつですか。
 オランダにいると年号を忘れてしまうのですが)。
さらに。
辞書の中には
「とんでもないことでございます」と
「とんでもございません」の
使い方の違いを載せているものもあるとか
(但し、正しい使い方としてではなく、
 一般的に使われている使用法の違いとして)。

言葉というものは変化するものです。
わかっています。
わかってはいるのですが、
なんかこういう感じで
誤った使用法が既成事実になり
一般の自覚がないまま正しい言葉になっているというのは
ちょっと寂しいです。
口語はどんなに崩れても構いませんが、
言葉を真剣に扱う場では
もうちょっと本来の言葉を大切にして欲しいなあ-。

なんて言うからうるさいおばさん的扱いをされるんだろうな。
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